後悔なし!不動産売却における注意事項
知らないばかりに後悔へとつながってしまう前に、
事前に注意すべき点をご案内いたします!
住宅ローンに関する問題
住宅ローンが残っている場合、その不動産は売却できません。住宅ローンには、不動産に対する「抵当権」というものが金融機関において設定されており、
この「抵当権」を抹消しない限りは他者に不動産を受け渡すことができないのです。
抵当権の抹消は、住宅ローンの完済にて可能となりますので、残債(残りの住宅ローン額)よりも高い金額で買い取ってもらうか、買取価格が低い場合には自己資金を充てて住宅ローンを完済する必要があります。
買取業者の比較
いくつかの不動産買取業者で比較すると、様々な違いが見えてくると思います。
・金額
比較しやすいのが金額です。複数社の査定額を知ることで、おおまかな相場感も分かってくると思います。
こちらは、会社の大小で金額の差が出るわけではありません。知名度があれば高く買ってくれるというわけでもないので、ご注意ください。
「不動産の適正価値を評価できる=その地域での経験」です。会社によって得意な地域も異なります。
しかし、一番重要なのは次の項目「買取条件」まで含めて検討することです。
・買取条件
買取金額だけを比べるのではなく、その他条件が希望通りに揃うのかも確認してください。
たとえば、不用品片付け必要の有無、引き渡し時期、手数料、解約の条件などです。
買取金額が高くても、後に必要以上の費用が発生してしまっては意味がありません。
買取金額と同時に、諸々の経費も提示してもらえるクリーンな買取業者がおススメです。
(※査定時には判明しない経費が出る可能性もあります。)
何もかもわからない不動産売却にて、初めて耳にする不動産用語を次々に並べられたら
会話に付いていくのに必死になってしまうかと思います。与えられた条件を後で見返せるように、
書面やメールに残しておくのが良いでしょう。
・買取業者(担当営業)との相性
知識や経験も大きな比較対象になります。その地域で多数の実績があり、精通度合が高ければ、査定金額にも正当に反映します。また、買取実績が豊富な会社はその分経験がありますので、的確な情報を与えてくれます。
買取不可の物件もある
私たちは物件をリフォーム・新築後に再販しておりますので、売却が難しい不動産に関しては買取をお断りする場合もあります。
しかし「築年数が古い」「傷みが激しい」などの理由で仲介では売れにくい不動産は、 直接買取業者への売却がおススメです。
隣地との境界・越境
所有者ごとの土地の境目・道路との境目のことを言います。古くから所有している場合、その境目があいまいになっていたり、その目印が消失してしまっていることもあります。
「土地家屋調査士」という有資格者により役所に申請を行い、土地同士の境界が確定します。
境界未確定のままの状態だと、後々の隣地トラブルにもつながりますし、不動産としての価値が下がる可能性もあります。
このことは、当社に売却を決定いただいた場合は当社が「境界」の有無について調査し、その有無にかかわらず隣地とあらためて境界確認や確定測量を行います。
物件に関する問題がある場合
物件内で起きた事件・事故などはすべて包み隠さずに伝えてください。
後で発覚した場合、契約が解除となってしまう可能性があります。
契約不適合責任免責の取り決めを行っていた場合でも、
事実を知りながら隠していた場合にはその責任を免れることはできないのでご注意ください。
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