住宅ローン返済でお困りの方へ(債務整理・任意売却)

住宅ローン返済でお困りの方へ(債務整理・任意売却)

結婚、出産、進学、住宅の購入など、人生には数多くのライフイベントがあります。それは日々のお財布事情にも深く関わってくることです。

もしも、様々な事態が重なり住宅ローンの返済が困難になってしまった場合、不動産売却を通してお力になれるかもしれません。
当社にご依頼いただければ、十余年の関係ある各専門家を通して「債務整理」を進めることが可能です。

住宅の購入は多額の支出が生じることから、自己資金だけで足りない分を住宅ローンで補うのが一般的です。そのような中、経済的苦境に陥った方が住宅ローンを完済するのは、現実的に見て「たいへん厳しい」と言わざるを得ません。「債務整理」をして、借金の軽減を図るのが賢明でしょう。 

債務整理とは

債務整理とは、借金やローンなどの債務をゼロにしたり、減額させるものです。
債務整理には「破産」「個人再生」「任意整理」が主要なものになります。

破産債務をゼロにする方法
個人再生債務を減額させた上で、これを分割返済していく方法。
任意整理債務自体は減額されません。残った元金と利息等を分割返済していく方法。

破産と個人再生は裁判所による手続ですが、任意整理は裁判所外での手続で、債権者と個別に合意を行うものです。 

任意売却(任意整理)とは

 不動産の売却理由として、主に「住宅ローンの返済が困難になった」ことがあげられます。そして債務整理の手法の一つとしてあるものが「任意売却(任意整理)」です。住宅ローンを未払いのまま放置してしまうと、分割で支払う権利を失ってしまいまい、残りの住宅ローンを一括で支払わなくてはならなくなります。それでも滞納を続けると、裁判所により「競売」にかけられてしまいます。

任意売却とは、この「競売」を避けるための不動産の売却方法で、債権者(ローンを組んでいる金融機関)の許可取得により行うことができます。

流れを簡単にまとめると、

①債権者(ローンを組んでいる金融機関)への相談
②不動産会社による不動産物件の査定
③査定額をもとに、金融機関の了承を得て売却活動スタート
となります。

一般的に、競売での売却価格は相場の6~7割程度と言われていて、住宅ローンの返済資金が大きく減少してしまう可能性もあり、「家は失い、ローンは残る」といった事態に陥ってしまいます。そして競売では物件情報を開示するため、近隣に経済状況が知られる場合があります。そのため競売よりも、買取業者へ売却したほうが高額で買い取ってもらえる可能性があります。

任意売却 は競売を回避する有効な手立てとなります。

本来、住宅ローンなどを借りたときに不動産に設定された金融機関の「抵当権」を抹消しなければ他者に引き渡すことはできず、その「抵当権の抹消」のためには「住宅ローンの完済」が条件となっていますが、任意売却の場合は、売却額では住宅ローンを完済できない場合でも、債権者(ローンを組んでいる金融機関)の了承が得られれば、一定の条件のもと抵当権を解除してもらうことができます。

競売の申し立てが行われてからでも、時限的に任意売却を行うことは可能です。しかし、競売の申し立てが行われた後は、自動で競売に向けた手続きが進むので、任意売却に切り替えたい場合、競売が完了するまでに自身で任意売却を成立させなければならないので、時間もなく注意が必要です。


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